お茶の味を左右する大きな要素の中のひとつに水が上げられます。水を鉄瓶で沸かすことにより、
お茶の味はいちだんと引き立ちます。
一晩汲み置いた水を沸かす直前に鉄瓶に移します。沸かす際、鉄瓶の蓋を取った状態で3分程沸騰させることで、カルキ臭が抜けすっきりとまろやかに・・・美味しいお茶のためのひと手間です。
※鉄瓶は炭火だけでなく、ガスレンジ等でもご使用頂けます。
クッキングヒーターの場合は「200V IHクッキングヒーター対応」マーク付きをおすすめします。
瑞祥丸(ずいしょうまる)
初めて鉄瓶をお使いになる時、お湯を沸かしては捨てを、2~3回繰り返し、お湯を全部流します。その後はご使用のたびに、残ったお湯は全部空けまして、ふたをとったまま余熱で水分をとばします。三週間位で白い湯あかがつきますが、サビ止めになります。内部は絶対何かでこすったり、手でふれないでください。
気長にお使い下さるようお願いします。表面のお手入れは鉄瓶があたたまっているうちに、お茶をひたした軽くしぼった布で磨いて下さい。独特の光沢が出てきます。
玉光(ぎょっこう)
雅仁(まさひと)
雅仁(まさひと)
昭龍(しょうりゅう)
急須本体と同じ陶製の茶漉しです。 金網の金属臭を感じさせないので、お茶本来の 繊細な味と香りを引き出すことができます。
柏龍(はくりゅう)
陶葉(とうよう)
光風(こうふう)
玉光(ぎょっこう)
620cc用
急須の内側に帯状の網を張りめぐらせた様式のものです。
茶葉が浸透しやすく、あらゆる茶葉に適しています。
目詰まりしにくいところも特徴です。
玉露や高級煎茶などは、熱湯で抽出しても本来の味を楽しめません。
そこで沸騰した湯を一端冷まして温度を下げる必要があり、そのための道具です。
湯ざましはお湯の温度が熱い時のみにご使用下さい。
なにが何でも湯ざましを使用すると温度が思ったより低くなりすぎて美味しくはいらないので注意しましょう。
「ほうじ茶・番茶」などは90度位、「煎茶・くき茶・粉茶」などは70~75度位、「玉露」55度位を目安にして後は好みで温度を設定してもらえばいいと思います。
茶の渋みはタンニンが茶葉から溶け出して茶独自の味を作り出すが、この溶け出す温度は70度付近から徐々に溶け出すため80度以上であれば渋みが強く、60度以下で淹れれば甘くなります。
甘さが命の「玉露」はそのために低温でいれます。
自分の好みで、お湯の温度を調節して「渋み」と「甘み」のバランスを楽しむのもいいかもしれませんね。
お湯の温度は器から器へ移し変えるたびに、7~8度下がりますので、ポットの90度のお湯を茶碗や湯ざましに移すと82~83度、それを急須にいれれば75度位になります。さらに冷ます場合には、もう一度別の別の器に移し替えてから急須に注いでください。
宇幸(うこう)
玉光(ぎょっこう)